作品展のお知らせ 《奥秋由美“月と太陽の書”》

 こんにちは OKUAKI STUDIO です。わたくし OKUAKI STUDIO は又の名を奥秋由美と名乗っており、大好きな絵を描いて主に個展やグループ展で展示発表をしております。このブログ、OKUAKI STUDIO art blog でも、worksというカテゴリーで作品の紹介をしていますので、ぜひご覧ください。

 さて、本題に入ります。わたくしの作品展のお知らせでございます。今月の2月16日(金)から24日(土)まで、八丁堀のアート★アイガさんで個展を開催いたします。

月と太陽の書

奥秋由美(OKUAKI STUDIO)のテンペラ作品
“太陽にのまれた夜の章” 135×135mm 2024年 ウォーターフォード水彩紙・練り込みテンペラ・アルキド絵具

 今回の個展のタイトルは “月と太陽の書” といいます。わたくしは西洋中世の写本に興味を持っており、特に挿絵であるミニアチュールを見るのが好きなのです。これまでもミニアチュールから影響を受けつつ制作してまいりました。テンペラ を使っている理由もそこからが大きいです。わたくしのインスピレーションの源泉と言っても過言でない写本を今回の個展のテーマとして用いた訳です。

そして数年前から次のような空想を繰り広げるようになりました。

《長い間誰も立ち入ることのなかった主人不在の古い家 その書斎の本棚に一冊の謎めいた写本が収まっている 本のタイトルは“月と太陽の書” そこには何とも美しく色彩豊かな挿絵が広がっていた…》

空想の中の写本に描かれたミニアチュールのアイデアをせっせとノートに描き出し、それを元にペン画、水彩画、テンペラ画、油彩画、それぞれの素材を楽しみながら制作しました。ここのところもっぱら小さなサイズの作品を制作しておりますが、今回も例に漏れずミニアチュールらしいサイズがほとんどとなります。できれば同タイトルの本も製本したかったのですが会期には間に合わず、個展での販売は見送りました。仕上がりましたらこのブログ、YouTube、x、Instagramからお知らせいたします。

と言う訳で、わたくしの個展“月と太陽の書”、ぜひぜひアート★アイガさんまで見にいらしてくださいませ。ではでは、OKUAKI STUDIO でした!

個展詳細

奥秋 由美 “月と太陽の書” http://www.artaiga.com/ent394.html

会期:2024年2月16日(金)−24日(土)

時間:13:30−19:00

休廊:日曜日・月曜日 ※23日(金・祝)はOpen

会場:アート★アイガ http://www.artaiga.com